酸化チタン(TiO2)等に紫外線が当たると、励起されて電荷分解がおこりマイナスの電荷を帯びた電子が抜け出します。抜け出した穴はプラスの電荷を帯びていますので、電気的に中性になろうとする働きがあります。このため、近くにある有機物の電子を奪います。奪われた有機物は分子結合が切断され、分解されてしまいます。これを酸化還元反応といい、悪臭がしなくなったり、有害物質が無害化される現象をさします。
従来のオゾンや塩素等のより、はるかに強力な酸化還元反応により、環境汚染物質(硫化水素・メチルメルカプタン・アンモニア・トリメチルアミン・硫化メチル・アセトアルデヒド等)
や微生物 (ウイルス・カビ・大腸菌・サルモネラ菌・MRSA
) 等有機物を、水と二酸化炭素等に完全に分解して無害化・無臭化します。
特に悪臭防止法で指定されている、特定悪臭物質22物質ついての規制基準に抵触することなく、無害化ができます。
特定悪臭物質 22物質
(アンモニア・メチルメルカプタン・硫化水素・硫化メチル・二硫化メチル・トリメチルアミン・アセトアルデヒド・プロピオンアルデヒド・ノルマルブチルアルデヒド・イソブチルアルデヒド・ノルマルバレルアルデヒド・イソバレルアルデヒド・イソブタノール・酢酸エチル・メチルイソブチルケトン・トルエン・スチレン・キシレン・プロピオン酸・ノルマル酪酸・ノルマル吉草酸・イソ吉草酸)
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